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【タイ】戒厳令の発令と現在のバンコク

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2014/5/20 AM03:00ごろ、タイ陸軍のプラユット司令官は戒厳令を布告した。

国民の安全、財産を守るためで、クーデターではないとしている。

陸軍は20日未明に主要な地上波テレビ局、衛星テレビ局に兵士を配置した。

 

野党民主党のステープ元副首相率いる反タクシン元首相・反政府デモ隊は戒厳令発令を受け、20日に予定していたバンコクでのデモ行進を中止した。

バンコク西部で集会を行っている政府支持派団体「反独裁民主戦線(UDD、通称赤シャツ)」は戒厳令発令後も集会を続けるとしている。

タイでは昨年から反政府デモが続き、治安当局との衝突や、集会への手りゅう弾による襲撃などで、昨年11月以降、25人が死亡、782人が負傷した。


以上が今現在分かっているニュースです。

本日出勤時に、チャンネル5と7の前を通って来ましたが、兵士の姿は見えず普通通りでした。

一般のテレビ局は普通通りの番組を流しております。

通常のニュース報道時間に戒厳令の事が触れられる程度で、特別番組は一切報道されておりません。

 

今までの報道では、軍隊はテレビ局のみ占拠?配置?しているようです。

街中の道路で軍隊を見る事はできず、ニュースを知らなければ「普段通りと感じる」と思います。

戒厳令布告時間が深夜の為、知らない人も多く、また、学校・病院・会社などは普通にOPENしております。

交通機関、道路・電車などは普通通りのようです。

タイ人による大騒ぎはなく、まったくもって「普段通り」です。

数年前にソンティー陸軍大将が起こした「パティワット(革命)」日本では「クーデター」と呼ばれておりましたが、その時とほぼ同じでタイ人の動揺など全く感じられません。

この「パティワット」の時には、報道規制が入り番組を総て停止させたり、街中で軍隊が交差点などに配置されていましたが、今街中では軍隊を見つける事はできません。

 

まだ09:30現在、在タイ日本大使館から何も報道が無いので、これ以上は不明です。

また何か新しい情報が入りましたらご連絡させて頂きます。

以上、バンコク支店からのお知らせです。


投稿日:2014/05/20 | カテゴリー:タイ

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