2014/5/23　PM16:00より軍と警察で構成される国家平和秩序維持評議会が各国の大使館を呼びミーティングを行ないました。

その後、PM18:00より大使館の安全対策連絡協議会があり、要点は以下の通りです。

■夜間外出禁止令は当面は継続する見込み。

　軍からは本日以降22:00〜05:00で変更はないとのこと。

　ただし今後は時間の変更はあり得る。ちなみに2010年の赤シャツ時3日間のみ。

■国家平和治安維持委員会が外交官を招いてのミーティングをした。発表の要点は

　公務員とともに予算に沿って業務を行っていく。暫定政権、暫定内閣とは異なり、来年度の予算などの策定も可能である。今後は政治改革を行った上で時を見て選挙を行う予定である。

■明らかな軍政になることで赤組の反発がどう出るか懸念される。

■クーデター発生を持って渡航情報の引き上げは考えていない。

　が、今後の情勢次第で治安悪化が認められる場合や、邦人に被害が生じるなどの事態が生じた場合は検討を余儀無くする場合がある。

■NHKラジオ国際放送の臨時送信について

　23日16:00からタイ在住者向けにラジオ国際放送NHKワールド、ラジオ日本 日本語放送の24時間臨時送信(短波)を開始した。

　臨時送信の周波数はNHKワールドの日本語ホームページを参照ください。

■JAL様ANA様より情報

　空港の検問も非常に簡素な為、夜間外出禁止令中の送迎についてもまず問題はないかと思いますとのこと。予約取消は本日に入ってで始めている状況。現地滞在客の早期帰国申し出も何件かあり。

■いくつかのタイローカルTVは今夜通常放送再開の見込みとのこと。です。

●●　夜間外出禁止令の適用外となるのは、▼出入国者▼職務上外出が必要な工場、航空会社、病院などの従業員、公務員▼冷凍・冷蔵品、賞味期限がある物品の物流・輸出入業者▼病人の搬送などです。

これからタイへ来られる方、これからタイを出国される方は、夜間外出禁止令の適応外となります。

大使館情報ですと、パスポートとチケットを持っていれば、この適応外になるとの事です。

　またニュース報道では、親政府派デモと反政府派デモは、軍隊により排除され自宅に戻ったそうです。

ただし極1部の報道では、親政府派デモ隊は今現在も居座っているとの報道も有ります。

「5/23学校の休校が発表」され、通常の土日休みを入れて5/23～5/25まで休校です。

以上、バンコク支店より

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