5月22日から行われておりました「夜間外出禁止令22時～5時」が緩和され、5月28日より外出禁止が0時～4時に変更されました。タイ全土での発令です。

ツアーのお客様でこの時間帯に引っかかるのは、0時前後BKK到着のお客様となります。
その場合、パスポート・Eチケットもお持ちで、さらにガイドも付いているので問題はございません。

ホテルから飲みに外出されるお客様には、ガイドから「必ず24時までにホテルに戻って来て下さい」と案内させるように致します。

　日本の報道で皆様ご存知だと思いますが、5月24日より「クーデター反対デモ」が各地で行われ、バンコクではBTSアヌサワリー駅のバスロータリーで昨日まで毎日行われております。

基本5人以上の集会は禁止されておりますので逮捕されてもおかしくないのですが、軍隊は暴れないかぎり逮捕せず監視しているようです。
昨日この場所を見て来ましたが、18時でデモ参加者が約500名、それに対峙するように軍隊が約200名で監視しておりました。
デモ隊はプラカードを掲げ（出て行け軍隊・民主主義を返せなど書かれています）立っていると言う感じです。
それを見守るように？野次馬？一般市民がスカイウォークから写真を撮ったり、見ていたりしておりました。
このデモは移動するか？いつまでやるのか？は不明ですが、ツアー行程でその場所は通過致しません。

　5月26日お客様を空港までお送りし、外出禁止時間に自宅に戻って来ました。

その時の様子をお知らせ致します。

空港内や空港の表には、警備員はおりますが、軍隊の姿は見えません。ただし高速道路の空港入り口には軍隊が数名立っておりました。検問まではやっておりません。

21:50空港からタクシーに乗る時、タクシー乗り場にはお客は居なくガラガラで、待っているタクシーは山のように居ました。

高速を走ると道路工事があちこちで行われており、普通だと車が一杯の筈が外出禁止令でガラガラなので、「おー！中々考えているな！」です。

高速道路上で外出禁止の22時を迎え、一般道に下りた時には22：30で、黄色いサイレンを回している（音無し）数台の軍隊の車が街中を走っておりました。

極1部に軍隊が立って監視？している場所が有り、また決まりを破り店を開けている屋台（タクシーの運ちゃんが立ち寄るような屋台）やコンビニ（半分開けていて半分閉まっている感じ）が有りました。

いつもは閉まっているはずの「薬局」が時間外営業延長をしている店が沢山有りました。夜間具合が悪くなった人の為？

病院への往復は外出禁止の対象外になっております。

表を出歩く人や車は、多くは有りませんがそこそこおります。多少なら良いのかな？の感じを受けました。

　また2006年の前回は、「パティワット（革命）」と新聞やテレビで報道されておりましたが、今回は、「ラット・プラハーンやユット・アムナート（クーデター）」と報道されております。

2006年のソンティー陸軍司令官の革命の時には、バックに民主党が居て手続きが早かったと思われますが、今回はバックに政治家が今の所付いていないようなので、前回よりは時間が掛かる可能性が高いと思われます。

予断ですが2006年のソンティー陸軍司令官は今、タクシン派を支持する小政党の党首になっております。

　また何か変化がございましたら、ご連絡させて頂きます。　BKK支店より

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